
『社会人留学の夢があるけど叶えるべきか?諦めるべきか?』
『社会人留学した人って、どうやって決断したんだろう?』
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- あなたが留学の夢を叶えたい理由
- あなたが留学の夢を諦めたい理由
- 【ほとんどの人に共通】社会人留学の夢へ踏み切る動機
この記事を書いている僕は、日本の大学、大学院(修士)を卒業後、アメリカで語学学校、大学、大学院(博士)を卒業し、日本で就職しました。

あなたが留学の夢を叶えたい理由
ほとんどの人の社会人留学したいという動機は、多少の違いはあれ、下記に集約されるのではないでしょうか。
・子供もしくは学生時代の頃からの憧れだった留学の夢を叶えたい。
・これからのグローバルな時代のために英語を主体としたグローバル力を習得したい。
・世界を観てみたい。海外で自由にのびのび生活してみたい。
また、社会人として働いて留学資金もできたため、社会人留学の夢を叶えたいと思う気持ちも強くなります。
僕の経験も含めてお話しするのですが、『留学の夢をかなえたい』と思う気持ちは論理的に考えられる理由や目的からというよりは、パッションからのほうが強いと思います。
僕の例でお話しすると、博士号を海外で取得したいという気持ちが強かったです。博士号所得のための、大学院留学の夢を叶える形になりましたが、当時の留学に対するパッションはとても強かったと記憶しています。
あなたが留学の夢を諦めたい理由
逆に、留学を諦めてしまう主な理由は
・30代目前のアラサーからの留学では、帰国した後に再就職できるか不安。
・英語力をつけたとしても、英語を生かしたキャリアアップできるか不安。
・留学に行っても英語力が上達しないかもという不安。
ではないでしょうか。
つまり、留学をしたい気持ちがパッションであるのに対し、留学を諦める気持ちはより論理的な理由であると考えられます。
僕の場合は、確かに留学後の就職に関しての不安がなかったというのはうそになりますが、海外での博士号取得が就職に関してアドバンテージになる様な留学をしようと決めて留学へと踏み出したと記憶しています。
【ほとんどの人に共通】社会人留学の夢へ踏み切る動機
留学の夢を叶えたいと思う願望と留学後に想定される不安からの諦めの葛藤は、留学希望者すべてに起こります。
この葛藤は、自分の周囲にいる人間の影響を強く受けます。
例えば、身近に留学経験者や外国人などがいて、海外での生活話を聞けば、より留学の夢が膨らみます。
逆に、周りの人達から、
『留学なんて意味はない』
『留学なんてすると再就職はできずに人生棒に振るようなもの』
『お金の無駄』
などと言われてしまうと、『確かにそうだ』と思い込み、諦めざるを得ない感情が沸き上がってしまうものです。
結果として、留学したいと思う気持ちと留学を諦めようかと思う気持ちの葛藤が始まります。
これは、『留学を考えている人』みんなに起こる自然なこと。どちらかの選択が正解で、もう一方が不正解という事はありません。
結局のところ、周りの人間のどうこう言われようが、最終的には自分の判断にゆだねられるのです。
では、社会人留学を行った人達はどのように決断したのでしょうか?
それは、『後の人生で留学しとけばよかったと後悔したくない』という思いからです。
これは、僕を含めたほとんどの留学経験者に共通の動機になります。
これほど、心の奥から湧き出るパッションはありません。だから、その気持ちに正直に従ったまでです。そして、それが『自分の進むべき道』なんだと信じたからです。
社会人留学へ踏み切るためには
留学の時間は奪う事ができないが、取り戻すこともできない。
留学して得た貴重な時間や経験は、今後の人生においてあなたの財産になります。しかし、留学で失われた日本の時間は取り戻すことはできません。
留学は貴重な経験が得られるというメリットもありますが、デメリットもあります。
だからこそ、自分の想いとパッションで踏み出す社会人留学ならば、
・得られるメリットを最大限にできるような実りあるものにすること
・帰国後の再就職を見据えた計画をたてること
など、不安要素を最小限にする事が重要です。
結果的には、それが社会人留学を意味あるものにしてくれます。
『留学の夢・パッション』が、人生の中で『思い出したくない過去・後悔』にならないように。
まとめ
社会人留学については、
・留学したいと思う気持ちと留学を諦めようかと思う気持ちの葛藤は、すべての留学希望者にある。
・ほとんどの留学経験者が留学に踏み切った動機は、『後の人生で留学しとけばよかったと後悔したくない』から。
・留学後の計画をたて、それに向かって社会人留学を実りのあるものにする事が重要。
いかがだったでしょうか?
もし、社会人留学に踏み出す場合は、留学する事は『自分の進むべき道』なんだと信じ行動に出るわけですから、走り始めたら後は振り返らずに頑張りましょう。
というわけで今回は以上です。